2010年9月29日

尖閣諸島について、もうひとこと

マスコミのほとんどが毒入り餃子のときの中国の対応を忘れてしまっている。今回も、あの時とまったく変わっていない。謝罪を拒否して、逆切れ、挙句の果てには証拠を隠滅しようとして餃子を国内に販売したら、国民が食中毒を起こし、それをひた隠しにしていた。

同じ人物がシナリオを書いているとしか思えない。

今回も謝罪を拒否して逆切れしているところまで酷似している。次は海上保安の船に衝突した漁船に細工したことがばれないよう、漁船を隠すことは間違いない。だからこの時点で海保が撮影したビデオが使えるかどうか疑問。別の漁船を出してきて反論される可能性すらある。

中国から日本を見たとき、感情的なまでに騒ぎ立てると日本は下がると見ている。彼らはそのことを毒入り餃子のときに確信している。

同時に、時間とともに論点が摩り替えられていく違和感に人々は気づかない。

毒入り餃子事件では、最初は明らかに中国での混入の可能性が高く、その責任の所在で怒り心頭だったのに、いつのまにか中国のわけのわからない弁明に怒りの矛先が向けられ、そして最後には首相の対応にあきれて誰もそのことに触れなくなっていった。食中毒の被害者である自分達に正当性があるにもかかわらず。主張しても無駄だという風潮が少なからずあった。

そして今人々はそのことを忘れてまた同じ問題に直面している。

なぜそのまま帰したか問題にしているようだが、この点に異議を唱える人々はこの自称漁師が何のために暴れたのかがわかっていない。あれが起きた時点で、中国は人海戦術を練っていたのはほぼ間違いなく、この偽装船長を裁判にかけてもかけなくても今おきているシナリオに変更はありえない。むしろ、長期拘留することが領内に攻め込む大きな理由になり得るのだから、ここで誰が利益するのか、今後のためにじっくり検証したほうがいいかもしれない。

では何をすればいいのか?彼らが何かおかしなことをすれば逐一対応すること。それは違法だからダメだよ、って教えてあげればいい。何度も拿捕すればいい。一歩も引く必要なんてない。違法漁船の摘発や不審船の数が増えて対応できないなら、海上自衛隊の派遣を考えるべき。漁師の人々が仕事をしている場である以上、国民を守る義務がそこにある。

今野党が気づかなければならないのは、直接対決だけが解決の方法ではないということ。

東南アジアのみならず欧米もこの中国のグロテスクな手法に気づき始めているので、中国はいずれトーンダウンせざるを得ない状況になる。その時に、前述の毒入り餃子のような展開になるのか、また新たな展開を見せるのか、今後の対応次第でいかようにも変えることができる。

これは囲碁や将棋のような戦略ではなく、むしろ無限の目があるオセロのようなもの。一局一局で終わるのものではなく、今後未来永劫まで続くことを忘れるべきではない

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