2010年9月24日

口座の種類を気に掛けないKiwi

追加:誤解を招く恐れがあるので表題を変更しました。貯蓄を気にかけないKiwi

ニュージーランドに住む約半数の人々は消費のために(利息のつかない)普通口座に残しており、(利息がつく口座であれば)もらえるはずの利息をうけとってない可能性があるとRaboDirectが指摘している。消費のための口座に居座っているお金の総額がなんと
推定NZ$27b以上!!!そしてそのほとんどはごくわずかな利息か、無利息の口座とのこと。

Households are potentially missing out on a billion a year by not putting their spare cash in savings accounts, RaboDirect says. Reserve Bank figures show that more than $27 billion of retail funding sits in transaction accounts each month earning little or no interest.

ネタ元:http://www.stuff.co.nz/business/industries/banking-finance/4147926/Kiwis-missing-out-on-interest-from-savings

端的にいえば運用できる資産があるのにまったく活用されていないとのこと。この$27bを現在のレートである4%で運用すると、$1bの利息がこの資産から得られるとのこと。RoboDirectの調査では、46%の人々がまったく資産運用をしていないとのこと。

10年後の1万ドルより目の前の3千ドルをとるのがKiwiスタイルだといっても過言ではないので、いい悪いは別にして、おそらく大半の人が将来のことより、たった今または現在進行形のことを大事にしているのでこういう結果になったのだと思う。わずかな利息を得るために定期にして縛りをかけるよりも、いつでも自由に使えるお金を確保するほうが利息を得ることよりも利便性が高いのもその理由のひとつだと思う。

ただしこの記事を裏読みすると、気になることがある。このような記事をみると、資産を少しでももっているKiwiはどうにかしなければと思うだろうし、資産はなくとも収入があればちょっと貯蓄でもしてみようかと考える人々がわずかでも増える。これは銀行や投資関連の企業からみると顧客が増えることと同意語である。半年でも定期にいれてくれれば投資できる資金が増えるのである。

なので、この記事は金融業界の広告のひとつのようにみえる。この観点から、資金ショートがいろんなところで囁かれる昨今、やはり投資関連は政府だけでなく民間の企業でもキャッシュが少なくなっているのが如実に感じられる。

0 件のコメント:

コメントを投稿