2011年1月10日

水道水へのフッ素混入について

 追加:ちょっと反響が大きいので補足しておきます。この水道水の管理は市町村(カウンシル)ごとにより異なります(一例を見つけました。ウェリントンカウンシル:カルキについて)。浄水器を推奨している市町村もあればそうでないところもあり、同時に、おいしい水が飲めるところとそうでないところがある、ということです。そして、水質は水源や諸事情(旱魃や洪水など)により変化するので、生水を飲んでいる人は注意が必要です(この水質の変化による安全性をも含めて浄水器を推奨している市町村もある)。あと、飲料水の情報のひとつとして、ここの情報が参考になると思います(このサイトのフィルターを勧めているわけではありません)。

 ニュージーランドの水道水はとてもきれいで問題がないと思い込んでいる人々が多いが、(山林がない地方は特に)岩清水のような水道水を飲めるところはほとんどなくて、実は、日本のような上水道の管理が高度に整備されているところのほうがまだ安全でおいしい水が飲める。

以前から幼児に虫歯が多いためフッ素を水道水へ混入させていたが、その対効果について否定はしないものの健康上の問題を理由に反対意見が多くあった。今回、このフッ素の混入率を減少させる必然性をアメリカ連邦政府が認めたことから、今後もっとこの水道水の議論は高まるものと思われる。全文でちょっと長いがそのあたりは適当に。

Anti-fluoridation campaigners in New Zealand are claiming a victory after America's federal government dropped its recommended level of fluoride in water for the first time in 50 years.

ニュージーランドの反フッ素添加キャンペーン団体は、アメリカ連邦政府が過去50年間において、初めて水道水に混入させるフッ素の含有量を下げることを推奨したことから、勝利を要求している。

Fluoridation of water supply is considered by the World Health Organisation as one of the top public health successes of the 20th century but some say you can have too much of a good thing.

世界保健機関により、水道水(または飲料水)へのフッ素の混入は20世紀において社会保険の成功のひとつだと考えられていたが、他の意見では(フッ素の混入することは)良いことばかりではないと指摘されていた。

The US Department of Health and Human Service is now recommending fluoride levels be lowered to no more than 0.7 milligrams per litre (ppm).

現在、アメリカ保健社会福祉省は水道水へ混入するフッ素の水準を1リットル当たり0.7ミリグラムを超えないことを推奨している。

"Making this adjustment now will promote public health, improve oral health and reduce rates of fluorosis," spokesman Howard Koh said.

この修正により、公衆衛生が促進され、口腔衛生とフッ素中毒率(減少)の改善される、とスポークスマンのホワード・コー(Howard Koh)は述べた。

A government study shows up to a third of American children are affected by fluorosis - a spotting and streaking of teeth associated with too much fluoride. Previously the recommended fluoride level was 0.7 - 1.2 milligrams per litre of water but the new recommendation is 0.7.

政府の調査によると、アメリカの子供たちの3分の1はフッ素摂取で影響を受けている - たくさんのフッ素の混入によって斑点や縞が歯に付着している。過去にはフッ素の混入率を1リットル当たり0.7~1.2ミリグラムだったが、最新の推奨では0.7ミリグラムになっている。

The Fluoride Action Network New Zealand said the study shows officials have been wrong for the last 50 years.

フッ化物作用ネットワークニュージーランドは、政府は過去50年間も間違いだったことになる、と述べている。

"If they've been wrong for the last 50 years why would people simply believe them today. People need to do their own research," spokeswoman Mary Byrne said.

もし彼らが過去50年間も間違っていた場合、なぜ(今回の調査結果と)彼らを信じることができるのか。人々は自分たちで調査する必要がある、スポークスマンのマリー・バーン(Mary Byrne)は述べた。

"There's lots and lots of studies associating fluoride with serious adverse health affects."

フッ素混入により健康への逆の効果をもたらしている調査もたくさんある。

But the Ministry of Health said fluoridation of water prevents up to 270,000 decayed, missing and filled teeth every year.

しかし保健省は、フッ素を水道水へ混入することにより、毎年270,000もの歯を、虫歯、欠損そして詰め物の歯(または治療が必要な歯)から守っている、と述べた。

Just over half the population has access to fluoridated tap water with levels of between 0.7 and 1 milligram per litre. The level depends on local councils and 26 out of 69 in New Zealand add fluoride to drinking water. Hastings and Kapiti dropped their level to 0.7ppm last year, against the advice of the ministry, while Whakatane and New Plymouth have resolved to review fluoridation.

およそ半分の人口が1リットル当たり0.7から1ミリグラムのフッ素の混入した水道水の供給を受けている。このフッ素の混入の水準は地方行政に委ねられ69カウンシルのうち26カウンシルがフッ素を飲料水へ混入している。昨年、保健省の指導に対して、ヘイスティングス(Hastings)とカピティ(Kapiti)はその水準を0.7ミリグラムへ下げ、ファカタネ(Whakatane)とニュープリマウス(New Plymouth)はフッ素混入を再検討することで解決している。

Dentists maintain that NZ's system is working as our fluorosis levels are low and mild while in America there can be a more is better attitude.

歯医者たちは、アメリカでもそれは(推奨されるべき)もっと良い姿勢になるべきで、私たちの水道水へのフッ素の混入の水準は低く軽度であるべきだと働きかけている。

"People tend to go and use supplements and mouth washes which are not used that much in New Zealand," said NZDA president John Bell.

ニュージーランドでは、人々は口をゆすいだりする補足的なものをほとんど使用していない、とNZDA代表のジョン・ベル(John Bell)は述べた。

Byrne believes New Zealand's Health Ministry now has no choice but to also recommend councils drop their maximum fluoride levels to 0.7ppm.

バーンはニュージーランド保健省が今回の調査に基づき、水道水へのフッ素の混入量の上限を0.7ppmへ下げ推奨することを信じている。

"Councils are adding a hazardous waste to drinking water," she said.

カウンシルは飲料水へ有害廃棄物を添加している、彼女は述べた。

The Ministry of Health said it takes developments into consideration and it is committed to balancing the benefits of fluoridation against any adverse health effects.

保健省はそれは検討へ向かう進展で、フッ素がもたらす健康への影響の利益においてバランスがとれているのかどうか確認しなければならないことを約束している。


実はもうひとつ厄介な混入物がある。それはカルキで、カウンシルによっては恐ろしいほどの量を飲料水に混入させている。雑菌や腐食などから守るために必要との衛生上の理由が建前だが、それ以上に煮沸すればなくなるので彼らは躊躇なくカルキを大量に投入している。なので生水を飲むのは極力控えるべき。

ちなみにこの水質のデータにおいて、カウンシルが出しているデータはあくまで平均値など”ならした”数値を使っているのであまりあてにならない。蛇口からもし変色した水が出たらそれを採取して大学などの水質検査に出すととんでもない結果がでることがあるので、もし興味のある方はトライしてみて下さい。また、もし色や臭いのついた水が蛇口から出たときは、絶対に煮沸しないまま飲まないこと。いくつかのカウンシルは浄水器の設置を勧めているので、そのまま飲めない飲料水が蛇口からでているのを彼らはすでに認識しているのではないかと思われる。

ネタ元:http://tvnz.co.nz/health-news/fluoride-debate-reignited-3994878

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