2011年3月16日

16日の夕方6時のTVNZ

毎日夕方6時に始まるTVNZのニュースで、ホストのサイモン・ダロウ氏が現在の福島原子力発電所の状況をチェルノブイリとスリーマイル島と比較しながら説明していました。

- スリーマイル島では放射能漏れも人的被害もなし

- チェルノブイリでは大量の放射能漏れと自然界へ多大な被害をもたらした

- 福島原発は(現時点において)わずかに放射能が漏れがある

また、福島原発の原子炉内にある容器がすでにひび割れており、そこから放射能が漏れているのではないかと説明していました。

この容器のひび割れによる放射能漏れを明確に報道している日本のメディアを探してもみつからないので、おそらくTVNZはBBCあたりから情報提供されているのではないかと思います。

で、どうやってBBCはそれを知りえたのか?

おそらく現物での確認ができない以上、周辺で計測される放射線の量とまわりの状況で判断するしかなく、すでに容器のひび割れを疑うにはそれなりの証拠またはデータを入手したのではないかと思います。東京電力からの情報提供は考えにくいので、BBCがどこから情報を入手しそのような結論を得ているのか、ちょっと気になります。

前述のダロウ氏は、原子炉容器のひび割れの対策として、容器の中に砂を満たしコンクリートで固める(石棺)の対策を説明していました。この石棺を使った対策はチェルノブイリのそれと同じです。

もしこれが事実なら、これからの対応如何によっては被害がさらに広がる可能性があります。現在も原子炉を冷却する作業が続けられているようですが、これだけでは何か足りないような気がします。

最初の爆発の報告を数時間隠していた東京電力や政府は糾弾されるべきですが、彼らでなければ現場の状況を知ることはできません。現場に近づけば被爆します。

少なくとも海外メディアの多くは、20kmや30kmの範囲では(事態がより深刻になればすぐにでも)被爆してしまう可能性が高いことを指摘しています。

政府、東電、どちらでもかまいません、もっと情報開示をすべきではないかと思います。その情報により、被爆する人々を減らし、助かる人々が増えるかもしれません。

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