2011年3月15日

生保全社の支払いについて思うこと

日本のメディアをみていると、すべての生命保険会社が今回の東日本大震災の被災者の保険金や給付金を全額支払うという。読めば文面どおりの美談だが、考えるとすっきりしないところがある。

穿った考え方かもしれないが、空前の規模の被害が出ている中で、果たして何人がその申請をできるのか、また何人の受取人が生きているのか、これを確認するだけでも相当な時間がかかるように思う。

また、高齢者が家族のために、家族に内緒で加入していた保険はどうなるのか?当然、内緒にされていた家族はどこの保険会社へ加入していたのかわかるはずもない。このような保険は、家族が知ることなく、闇へ葬られてしまうのか?

もし保険会社が加入していた顧客全員へ全額支払いを約束するのならば、(加入者がすでに亡くなっている可能性が否定できないため)まず彼らがが加入していた顧客の住所が被災地なのかどうかを確認し、そしてそれらの人々の名前をすべて公表するべきだと思う(プライバシー法に触れるかもしれないが特例はあっていいはず)。名前と住所と電話番号等を一括で公表すれば、いずれかの近親者が見つかるかもしれない(ただし、受取人が近親者であるとは限らない)。

あと心配なのは、受取人をどのように判別するのか?保険の契約書類を紛失してしまい、他に判別する方法を持たない申請者に対しても、保険の支払いができるのかどうか?

考えると疑問がたくさんでてくる。

本当に加入者全員へ支払いができるのかどうか?

ちょっと心配ではある。

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