2011年6月25日

再度選挙で勝利したホネ・ハラウィラ氏

すでに周知ですが、このハラウィラ氏はマオリ党から離党し、そのあとすぐにマナ党を旗揚げ、今回の選挙で彼の政治家としての真意が問われていました。



つまり、今回の選挙で彼を追いやることができれば、マナ党はおろか、ハラウィラ氏の政治家としての生命線が事実上絶たれてしまう、まさしく彼にとって背水の陣で望んだ選挙でした。結果は、5,611票で当選。次点は、労働党のディヴィス氏で彼の得票数は4,744票。1週間前のオンラインの調査では彼らの差はほとんどなかったので、おそらく、公開ディベートなどが実施された選挙前の2日でこれだけの差がついたように思います。

これにより彼はマナ党の代表として議会で席が与えられます。これが何を意味するのか政治的にはかなり面白い展開になります。まず最初に影響を受けるであろうマオリ党、今後マナ党が躍進すると彼らの議席に危険信号がともらないとも限りません。そして歴史的に彼と相性が悪いといわれている国民党との軋轢がどのように展開するか、そして、真っ向から反発していたアクト党のドン・ブラッシュ氏と議会でどのように対決するのか。いずれにせよ、彼がまず最初にやらなければならないことは、彼の支持者である、マオリたちの生活基盤を早急に改善することだと思われるので、まずは彼自身の政治的な手腕を問われることになるように思います。

ニュージーランド全体では彼を快く思わない人々が圧倒的に多いようですが、ある意味で彼は必要悪であり、いま彼がいなくなることにより、政治や社会全体のバランスが大きく崩れてしまうことを心配するべきことのように思います(ある領域において、社会の底辺で苦しんでいる人々に手を差し延べられる政治家はそれほどいません)。覚書まで。

ネタ元:http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=10734477

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