2011年7月7日

移民局を訴追する不法滞在者

被害者は13歳のときに家族でニュージーランドに移住、13年経過したのち、移民局は彼女を不法滞在者として逮捕していました。

LATEST: The lawyer for a woman who has lived in fear of deportation for 13 years is considering suing Immigration New Zealand for their ''inhumane'' treatment of her.

13年間も国外退去の恐怖にさいなまれながら生きてきた少女の弁護士が、ニュージーランド移民局の非人道的な(彼女への)処遇のために、彼らと裁判で争うことを考えていることを明らかにした。

Yesterday, a day before a High Court hearing to determine whether Charlaine Hodgson could remain here, the Government gave the 26-year-old a last-minute lifeline.

チャーレーン・ホジソンがニュージーランドにいられるかどうかを決めるヒアリングが高等裁判所で実施される前日に、政府は26歳に最後の最後にライフラインを与えた。

Associate immigration minister Kate Wilkinson gave her a residency application form and a three month reprieve.

アソシエイトイミグレーション大臣、ケイト・ウィルキンソンは、彼女へ居住申請書と3ヶ月の執行猶予を与えた。

Hodgson was 13 when she arrived in New Zealand from Britain with her English mother, Kiwi step-father and two step-siblings, who were all granted residency.

ホジソンさんは彼女が13歳のときに、イギリス国籍の母と、ニュージーランド国籍の継父、義理の兄弟と一緒にニュージーランドに来たが、彼女以外の家族全員に居住権が認められた。

She missed out because of a technicality that required her birth father's permission. She has never met her father and has not been able to contact him.

彼女は彼女の出生に父親の許可を必要としていた規則があったため居住権を得ることができなかった。彼女は実の父親と会ったことはなく彼とずっと連絡をとることができなかった。

Hodgson was arrested as an overstayer in May and was at the airport awaiting deportation when lawyer Evgeny Orlov was alerted to her plight and lodged a High Court challenge.

ホジソンさんは5月に不法滞在者として逮捕され、国外退去を空港で待っていた時、彼女は弁護士エフゲニー・オルロフにより、彼女の誓約と高等裁判所で審議することを喚起された。

At that point Hodgson had already been locked up in police custody and spent time in a women's jail.

そのとき、ホジソンさんはすでに警察の拘留所で施錠にかけられ、女性刑務所で過ごしていた。

She described Manukau police station as ''hell'' for its unsanitary conditions and the constant verbal harassment she was subjected to from gang members in nearby cells.

彼女はマヌカウ警察署は不衛生な環境で地獄だったと描写し、拘留所のとなりの部屋にいたギャングメンバーから、絶えず口頭でのいやがらせにさらされていた。。

Orlov says he is likely to sue Immigration New Zealand over her treatment.

オルロフは彼女の処遇においてニュージーランド移民局を訴えるだろうと話した。

''No one's given her advice,'' he says.

誰も彼女へアドヴァイスを与えていない、彼は述べた。

''To shove her in prison when they could have put her in a hotel. They deprived her of basic rights like reading. She's never done anything wrong.

彼らは彼女はホテルに滞在させるかわりに刑務所に押し込んだ。彼らは彼女の本を読んだりすることができる基本的な権利を侵害した。彼女は決して何も悪いことはしていない。

''She was at high risk of self harm, Immigration knew but were still willing to send her to England where she would have likely killed herself because she had no one.''

彼女は自分を傷つける高いリスクにあり、移民局はそれを知っていたが、彼らは彼女を、自殺する可能性のある、家族のいないイングランドに強制退去させようとしていた。

Orlov says he has dealt with a lot of deportation cases, though Ms Hodgson's situation is unique in that she was a child when she arrived.

オルロフはたくさんの国外退去のケースに関わってきているが、ホジソンさんの状況は、(彼女がニュージーランドに)来たときは子供だったため特有のケースだった、と述べた。

''This poor little girl came with her family, she didn't run away, she didn't jump ship.''

この小さな貧しい少女は家族と共に来た、彼女は逃げなかったし、(逃げるために)船に乗ることもなかった。

He says Ms Hodgson should never have been denied residency as she came over as a child and has a right to remain with her family.

彼はホジソンさんは居住権を否認されるべきではなく、彼女は来たときは子供で、家族と共にいることができる権利がある。

''It's the most fundamental right in all societies,'' he says. ''Virtually any country in the world would have allowed Charlaine to stay.

それはすべての社会にあるほとんど基本的な権利だ、彼は述べた。世界のいかなる国でおいても、実質的に彼女に滞在を許可させるはずだ。

''This should have happened before they destroyed her life, basically. She hasn't had an education, she hasn't had a life,'' he says. ''You can't get that back but at least this is something.''

これは(基本的に)彼女の人生が破壊される前になされるべきだ。彼女は教育を受けることができなかった、彼女は生活できていなかった、彼は述べた。あなたはこれを取り戻すことができない、しかし少なくともこれがなんなのか。

Hodgson says she feels ''awesome'' now that she can look forward to a future New Zealand.

ホジソンさんは、ニュージーランドでの将来を楽しみに待つことができてすばらしい気持ちだと述べた。

''I'm thankful someone's finally done something and seen common sense.''

私は最終的に誰かが何かをしてくれたことと良識に感謝している。

She says she's also grateful for the flood of support she received after her story became public.

彼女は、彼女の物語が表沙汰になったあと(提供された)たくさんのサポートへ対し感謝している、と述べた。

''It gave me a lot of strength.''

それは私にたくさんの力を与えてくれた。

Wilkinson's intervention gives Ms Hodgson three months to sort herself out, a spokesman for the minister said.

ウィルキンソンの加入はホジゾンさんに(どうしたいのか)彼女自身で問題を解決するように3ヶ月の猶予を与えている、移民局のスポークスマンは述べた。

"The letter outlined what she should have done and told her what she needs to do now."

そのレターには何を彼女がすべきだったのか概略が説明されており、彼女へそれを今やる必要があると告げられている。

Attempts were first made to deport Ms Hodgson when her visitor's permit expired when she was 15.

(移民局が)最初にホジソンさんを国外退去にしようとしたのは彼女が15歳でヴィジターズパーミットが切れた時だった。

Intervention by then-immigration minister Winston Peters saw her granted another permit.

そのあと移民局大臣ウィンストン・ピーターズの介入により彼女はさらなるパーミットを許可されている。


移民局は彼女の弁護士がいかなる訴追をしても完全弁護すると主張しています。しかし、冷静に時系列を追っていくと、この出来事は明らかに基本的な人権を侵害しています。なぜ今になって彼女を逮捕し刑務所で過ごさせたのか、(移民局には)相応の説明責任があるように思います。

ちなみに、この記事で名前が出ているウィンストン・ピーターズは弁護士あがりのNZファースト党代表で、この頃世間的には移民に厳しい態度をとっていました(もしくは、むやみに土地を買い占めようとした中国人を嫌っていたという話もあり)。彼にも温情があるようで、この記事を読んで彼に評価を与えるべきだと考える方は少なくないと思います。

追記: ニュージーランドでは年間2,000人を超える人々が強制帰国されています(以前は不法滞在のアジア人はけっこういて、南オークランドで摘発されるニュースがいくつか報道されていました)。

ネタ元:http://www.stuff.co.nz/national/5250342/British-overstayer-may-sue-Immigration-New-Zealand

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