2011年8月12日

クライストチャーチの復興プラン

将来のCBDは現在のCBDをかなり縮小したものになるようです。

クライストチャーチの復興プランの下書きが発表されましたが、 もしクライストチャーチに興味のある方はぜひこの復興プランを確認されることをお勧めします(参照資料はネタ元のウェブに掲載されています。PDFファイルはこちらから)。CBDの大きさが現在の約4分の1に縮小されるようですが、 それ以上に、ビルや住宅のための空間の確保に苦労しているのが見て取れます(報告書は150ページありますが内容は浅く、予算の配分も適当で、まだ 下書きの完成には程遠い印象を受けました)。

まだ全部読みきっていないので、ひとつだけ例をあげると、90ページのAffordable housing projectは低所得者から中間所得者を対象にした住宅で、
  • 場所は機会が得られたところ(場所が決まっていない)
  • カウンシルとパートナーのジョイント(パートナーが誰になるのか不明。おそらく一般企業。ただし予算の配分も決められていない)、
  • コストが毎年$1.5ミリオンを投資し、10年で完成。合計のコストが$15ミリオン(着工が2014/2015年度とあまりに遅く、年$1.5ミリオンの住宅で何世帯を対象にしているのか、なぜ10年もかけなければならないのか、最低限必要な説明や納期も一切決められていない)
等々、不明な点を挙げるとキリがありません。


さらに、今日の夕方6時のテレビを観ていてちょっと心配になったのは、この復興プランの完成に$4ビリオンもの資金が必要で、その半分を政府やカウンシルが負担するようですが、残りの半分を誰が投資するのか、まだ決まっていないようです(おそらく、これから公募をかけて入札等で決めていくことになろうかと思います)。この点においてちょっとだけ楽天的な見方をすると、復興プランの完成度においてまだ不確定要素が多いので、おそらくは投資家の意向でプランの内容を変えることができるようにも思えます。もしそうであれば、海外の(官民複合の)ゼネコンの良い機会になるし、相応の投資も得られるのではないかと思います。

ネタ元:http://www.stuff.co.nz/the-press/news/christchurch-earthquake-2011/5434664/Draft-Central-City-Plan

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