2011年8月7日

スパイ報告を誤魔化そうとしたSIS

SISのヘッドが労働党のゴフ氏へ情報の提供がされていなかったことを認めました。簡単なニュースとして終わらせようとしていますが、国家機密を扱うSISが話を誤魔化していたことが暴露されており(注:新しい記事によると、一応嘘ではなかったようです。SISが回答するまで2日かかっているので何か理由があると考えるのが普通です)、本来これは重大な過失です。

テレビのニュースを観ていると、ジョン・キー首相はゴフ氏が忙しくて(会議の中でブリーフィングを受けていたこと)忘れてるんじゃないのかと軽口を叩いていましたが、考えようによっては、ゴフ氏がそれに乗らなかったわけで、彼は相応に評価されるべきだと思います。

この件に限って言えば、ジョン・キー首相やビル・イングリッシュにも不透明な点があり、本当に彼らはモサドではなかったのかどうか、謎は解かれぬまま放置されるかもしれません。


The SIS has admitted it has no record of Labour leader Phil Goff receiving or reading documents in which the Israeli spy investigation was mentioned.

An argument between Goff and SIS director Warren Tucker broke out this week, after Goff denied he was briefed on the Israeli spy scandal.

Tucker told Newstalk ZB that he has nothing from Goff confirming that he received or read documents relating to an investigation into whether Israelis caught up in the Christchurch earthquake were Mossad agents.

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あのイスラエルのスパイ関連文書について、SISのヘッドに疑いが持たれています。

Fairfax last month revealed a group of four Israelis were at the centre of an investigation.

フェアファックスは先月、調査の中心として4人のイスラエル人のグループがいたことを暴露した。

Ofer Benyamin Mizrahi was killed instantly when the van the group were in was hit by debris, while his three companions escaped and left the country within 12 hours of the quake.

オフェー・ベンヤミンは、地震後12時間以内に他の3人が国外に脱出している間に、グループのバンの中で瓦礫により即死していた。

Prime Minister John Key later confirmed several agencies, including the Security Intelligence Service (SIS), investigated the actions of the group. However, no evidence of spying or wrongdoing was found.

ジョン・キー首相はのちに、SISを含むいくつかのエージェンシーへ確認をとり、そのグループの行動を調査した。しかしながら、スパイも不正行為の証拠も見つからなかった。

Goff today disputed a notation by Tucker on a briefing note - released under the Official Information Act - which suggested the opposition leader had seen the briefing of the Israeli "spy" investigation.

ゴフは今日、ブリーフィングにおけるタッカーによるメモについて反論した - それはオフィシャルインフォメーションアクトのもとで公開された - それは野党のリーダーへイスラエルのスパイ調査についてブリーフィングが為されたと示唆されていた。

Goff disputed the notation and accused Tucker of calling his credibility into question.

ゴフはそのメモに反論し、タッカー氏の信頼性において疑いがあると告発した。

"In future, I will only meet with Warren Tucker or representatives of the SIS if there is someone independent in the room to keep a true and accurate record of what is discussed."

将来、私はウォーレン・タッカーまたはSISのリプレゼンティヴと面会するときは、(第三者の)独立した誰かが居る部屋で真実を保ち、そして何を話したかを正確に記録することがなければ受けるつもりはない、と述べた。

The Labour leader is adamant he never read and was never shown a document by the SIS about the so-called Israeli spy investigation.

労働党のリーダーは、SISが報告したイスラエルスパイ調査に関するいかなる文書において、読んだことも見せられたこともないと断固として主張している。

A notation on the document by Tucker said it was shown to Goff during one of his regular meetings with the opposition leader.

タッカーによる文書のメモには、彼の定期的な会議でゴフ氏へそれらの文書を見せていると書かれていた。

"I was not shown that document. I never read that document. Warren Tucker is wrong," Goff said.

私はその文書を見せられていない。私は決してその文書を読んでいない。ウォーレン・タッカーは間違っている、ゴフは述べた。

"He may have brought the document to the meeting but he never showed it to me. Mr Tucker acknowledges that I was never briefed on or shown two other documents the SIS compiled on the issue of the Israeli backpackers.

彼は彼の文書を会議の場所に持ち込んだかもしれないが、彼は決してそれを私に見せることはなかった。タッカー氏は、私が決してブリーフィングを受けていない、またはイスラエルのバックパッカーの問題についてSISによってコンパイルされた2つの文書を見せていないことを認めている。

"He has since shown me the first document and I know I have never seen it before. He has also told me in writing that the NZ SIS does not hold any acknowledgement from me as having read or received the document.

彼が私に最初の文書を見せたときから、私はそれをそれまでに決してみたことがないことを知っていた。彼は書面で、ニュージーランドSISが私からその文書に目を通した、または受け取ったという認識をもっていない。

(中略)

However, Deputy Prime Minister Bill English said he believed Tucker over Goff.

しかしながら、デプティプライムミニスター、ビル・イングリッシュは、彼はゴフよりもタッカーを信じると述べた。

"If you were given the choice, I think a senior civil servant who has advised the previous prime minister and a current prime minister on issues of national security, man of integrity, I'd believe him."

もし選択を与えられたなら、私はシニアシヴィルサーヴァント、彼は前首相そして現首相に仕えている国家機密の問題についてアドヴァイスする人物で誠実な男だ、私は彼を信じる。


知っている人は知っている話で、2004年にイスラエルのモサドが偽造パスポートを使ってニュージーランドに入国していた前科があるため、今回も(イスラエル人ということで)その疑いが持たれています。ジョン・キー首相は、スパイの事実はなかったと明言しましたが、裏でこのようなゴタゴタがあると、彼の発言が本当に正しかったのか、少々疑問が残ります。

ネタ元:http://www.stuff.co.nz/national/politics/5388471/SIS-misled-public-Goff

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