2011年9月7日

仮釈放の数が過去5年で最多に

仮釈放・仮出所している罪人が増えているようです。ニュージーランドに住んでいる方へお勧めかもしれません。司法が望む -罪を憎んで人を憎まず- が身近に理解できると思います(当事者でしか感じ得ない恐ろしさがそこにあります)。

Parole was approved for more than 1500 criminals in the last year - the highest number for five years.

去年1500人以上の犯罪者が仮釈放を認められている - それは過去5年間で最多である。

However, 333 offenders were recalled to prison in the same period for breaking their release conditions.

しかしながら、333人の犯罪者は釈放条件を破った罪で、同じ期間の刑期が課せられ、刑務所へ呼び戻されている。

And special conditions had to be imposed on 39 child sex offenders under extended supervision orders.

延期された監視命令の下で、39人の幼児性的犯罪者へ特別な条件が課せられている。

Among those released were convicted double killers David Tamihere and John Barlow.

仮釈放を認められた犯罪者の仲で、2重殺人のデイヴィッド・タミヘレとジョン・バーロウがいる。

The parole board will table their annual report at Parliament this afternoon.

仮釈放委員会がパーラメントで今日の午後、年間のリポートを一覧公開する予定となっている。

It shows they heard 4938 cases in the last financial year - and approved 31 per cent, or 1542.

それは昨年度に起きた4938の件を示している - そして、31%または1542人が仮釈放を認められている。

And it reveals the number of long-term offenders who re-offend before the end of their sentence has fallen sharply, from over 1200 a year in 2002 to about 540 a year.

そしてそれは、刑期が終わる前に犯罪を繰り返し長期的に刑務所にいる犯罪者の数は激減しており、2002年には1200人を超えていたのが、年間およそ540人になっている。

Of all the hearings, 7.5 per cent were on a life sentence or preventative detention.

またはすべての審理において、7.5%が終身刑または予防拘留されている。

Parole is the release of a prisoner prior to their sentence end date, but with conditions.

仮釈放は刑期が満たされる前に犯罪者が釈放されるが、条件を満たす必要がある。

The independent body will consider parole for those who are serving a sentence of more than two years.

独立した司法機関が2年以上刑務所で過ごした犯罪者を対象に仮釈放を考慮している。

The report says studies from overseas indicate that parole, with a right of recall to prison, is ''three to four times more successful in preventing re-offending.''

報告書は、海外からの調査によると、刑務所へ戻す権利を有した仮釈放は再犯を予防することにおいて3倍から4倍も成功していることを示している、と述べている。

Victims are allowed to have their say - and the board heard 440 submissions, up slightly from last year.

被害者は彼らの意見を述べることが許されている - そして、委員会は440件の意見を聞いており、去年よりもわずかに上昇している。

Three people were given compassionate release - granted for terminal illness or the birth of a child - in the last year.

去年だけで、3人の人々が恩赦により釈放されている - 不治の病、または子供が誕生したことにより認められた。


RELEASED IN 2010-11

2010年から2011年までの釈放

- Norsewood gunman David Bourke, 48, in May, four months after he was sentenced for the manslaughter of his brother in a mercy killing.

- ノースウッドガンマン、48歳のデヴィッド・バークは彼の兄弟を情けで殺害したことから有罪判決を受けたあと、4ヵ月後の5月に釈放。

- Convicted double killer David Tamihere served 21 years in prison and was granted parole in November.

- 有罪判決を受けた2重殺人、デヴィッド・タミヘレは21年間刑務所で過ごし、11月に仮釈放が認められた。

- Career criminal John Gillies, 39, who stabbed a police officer with a screwdriver in 1993, was freed in May. He was previously released in 2003 but jailed two years later for assaulting two policemen. He was 106 previous convictions.

- 生涯犯罪者、1993年にスクリュードライバーを警官に突き刺した39歳のジョン・ジリーズは、5月に釈放されていた。彼は2003年にも仮釈放を受けていたが、2人の警官を暴行した罪で2年間服役していた。彼は過去に106件の犯罪歴がある。

- Tagger killer Bruce Emery was released in December because the board considered he had a low risk of offending. He was jailed for four years, three months for stabbing teenager Pihema Cameron to death in 2008.

- 殺人鬼ブルース・エメリーは委員会が彼の犯罪行為のリスクが低いと考えられたことにより12月に釈放された。彼は2008年に10代のピヘマ・キャメロンを刺殺した罪により4年間3ヶ月の禁固刑が課せられていた。

- Paul Russell Wilson, now 46, of Hokitika, was jailed for life in 1995 for breaking into 21-year-old Kimberly Schroder's flat and tying up her male flatmate before raping and killing her. he was released in January.

- ポール・ラッセル、ホキティカに住む彼はいま46歳で、1995年に21歳のキンバリー・シュローダーズのフラットに侵入し、彼女をレイプして殺す前に、彼女の男性フラットメイトを絞殺し、(それらの罪で)終身刑を受けていた。彼は1月に釈放されている。

- Axe murderer Ronald Krynen was released in March because he posed a ''low to moderate risk.'' The 34-year-old was serving life for killing Bernard Dell, 48, and attempting to kill his wife, Denise Dell, in Christchurch in 1995.

- アックス・マーダー、ロナルド・クリネンは、彼の服役態度が”低度または普通のリスク”にあると判断され3月に釈放された。34歳の彼は、1995年クライストチャーチで、48歳のベルナルド・デルの殺害と、彼の妻デニス・デルを殺そうと企てたことから終身刑を受けていた。

- John Barlow served 15 years in prison for the 1994 murders of father and son Eugene, 68, and Gene Thomas, 30.

- ジョン・バーロウは、1994年、68歳の父と息子の30歳のジーン・トーマスを殺害した罪で終身刑を受けていた。


ニュージーランドは死刑がありません。殺されても、相手は生き続けます。天国からだと報復もできません。殺され損です。犯罪の可能性のある地区や街角、夜半には絶対に出歩かないよう、被害者にならないように、なるべく遠ざかって生活するのが吉です。よしんば生きて帰っても、メッタ刺しや骨折を伴った暴行などを受けると、数ヶ月人生を無駄にします。刺し傷が致命傷の一歩手前だったりすると、一生障害者として生きていかなければならないこともあります。事件が起きてからでは遅すぎるということを、もう一度だけ、真剣に考えてから、行動されることをお勧めします。

あと、ニュージーランドの仮釈のあとの再犯は多いので、この統計は少し気掛かりです。おかしな行動をする人物をみつけたら、早めに警察に通報を。絶対に忘れてならないのは、社会にいる誰も、あなたを守ることはしません。彼らは、あなたが被害にあってから、初めて手を差し伸べてくれます。もし事前の防衛手段を講じるなら、大金をはたいてセキュリティを雇うしか方法がありません。なので、法的拘束力を持った警察に知らせることが必要になります。同じ地区から何度も警察に連絡が入って初めて彼らは周辺の警備を強化します。がまんして、黙って家にいても、状況は悪くなるばかりで、何も変わりません。警察へ通報することにより、犯罪者の発生を抑えるきっかけにもなります。また、近所に少なくとも1軒は、世間話ができる世帯を見つけておくのも重要です(もし不審者が侵入したとき、そこに逃げることができます)。犯罪は思ったよりも身近に起きています。脅しでもなんでもなく、これが現実です。

ネタ元:http://www.stuff.co.nz/national/crime/5580471/Parolees-highest-in-five-years

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