2011年10月23日

オールブラックス VS フランス

オールブラックスが8-7で勝利しました。

まさに辛勝で勝利したゲームで、リッチー・マッコウとイスラエル・ダグが怪我で欠場していたら負けていてもおかしくない展開でした。キックが4本中1本しか入らなかった今日、怪我で欠場したダン・カーターの存在がやけに大きく感じられました。

戦略においてはフランスに利があり、怪我をした選手をどんどん入れ替えて、攻め込む戦術をとっていましたが、オールブラックスは、選手交代がほとんどされず、それにより疲れきった選手が無理をしなければならない展開となり、特にピリ・ウィプーは前半30分まではなんとか動けていましたが、後に一気に疲労に飲まれていたのがはっきりとみてとれました。彼は今日キック3つすべて外し、また、フランスの得点は彼のミスによるものですが、これは彼を責めるよりも、彼を酷使し交代させなかったチームの戦略ミスのように思います。

他にも数人疲れがみえていた選手がおり、彼らはフランスのすばやい走りやパス回しに追いつけなかった危ないケースがたびたびありました。なので、後半開始10分頃に、ソニー・ビル・ウィリアムズあたりを起用していれば、もう少し展開が違っていたように思います(数日前に指摘したとおり彼に期待していましたが、彼が出場できたのは終了間際5分前のほんの僅か。イスラエル・ダグが空中から落下して腰を軽く負傷したあたりで彼をサポートする誰かを起用すべきだったと思います)。

後半残り10分頃、怪我をして一息ついたリッチー・マッコウはあの時点で、攻めるよりも”守る”戦術に切り替えたようにみえました。特に今日のコンディションでは、明らかにオフェンスはフランスのほうが上手でキレがあり、残り5分でボールがフランスに渡れば、オールブラックスが直ぐにボールを取れるかどうか、かなり微妙でした。

統計でみても、フランスの支配率がずっと優勢でした。

フランスの選手も勝てると思っていたはずです。

しかしながら、オールブラックスがディフェンスにおいてフランスを凌駕していることは傍目にみても明らかで、最後の3分は、その粘り強さだけで逃げ切った、そんな勝ち方だったように思います。


攻めにこだわったフランスと、勝ちにこだわったオールブラックス。

結果、オールブラックスの勝利!


(写真をクリックすると他にもたくさんの写真があります)


良い週末を。

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