2011年11月26日

ニュージーランドの選挙結果

国民党(ナショナル)が勝利しました。

結果からみると、労働党が自滅した選挙で幕を閉じました。

想定外の急失速で、9議席も失ってしまいました。フィル・ゴフ氏が党首から下りる可能性もあると思います。以前から指摘したとおり、労働党の最大の懸念は党首で、ディベートに長けていても(注)、リーダーたる振る舞い、カリスマ性を持ち得ない彼が党首として君臨する限り、チャンスは望めないように思います。印象的だったのは、政府関連の職員がごっそり削減されたウェリントンと、震災の対応に満足していないクライストチャーチでは、労働党が圧勝しています(注:最新の記事によると、クライストチャーチにおいて、セントラルではナショナルが勝利しています)。


といっても、ディヴィッド・カンリフ氏が党首に立ったとしても好転するとは思えません。彼の失言も、今回の選挙に少なからず影響していると思います。彼よりもむしろ、勝利宣言のさいにフィル・ゴフ氏を紹介した人物が若くて頼もしく感じられました。あの会場にいた労働党の党員に、まだまだ輝く人材がいるはずです。


注:特に水曜日のディベートにおいて、相手を詰るような彼の態度はあまり褒められたものではなく、彼がやるべきだったのは、世界の歴史を変えてきた歴代の首相がそうであったように、ジョン・キーではなく、公衆に向けて主張することだったように思います。


今回の選挙、予測どおり、グリーン党とNZファースト党がカギとなりました。


NZファースト党は見事に議会に返り咲きました。ウィンストン・ピーターズ氏の老練なディベートが功を奏したと思います。彼の主張にブレがみられなかったのも、良い印象として人々を惹きつけたのではないかと思います。



グリーン党は、4議席増加し、その分アクト党が4議席失っています。

予測よりもかなり健闘しています。

キャスターから、国民党から誘われたら、という問いに、ラッセル・ノーマン氏は、以前述べたとおりその可能性は低いと笑みをこぼしていました。彼曰く、党としてまだやることは多く、それについてナショナルと話す必要があると話していました。



なにかと問題が多かったジョン・バンクス氏、残念ながら当選してしまいました(笑)。おそらく、国民党を支持する有権者へ緊急に支援を要請したと見るのが妥当です。(むしろ酷評されていた)首相のお茶だけで票が増えたわけではないと思います。


たったいま、多くの人々でごった返した大きな会場で、ジョン・キー氏が勝利宣言のスピーチをしていますが、国民党とアクト党、ユナイテッドフューチャー党、そしてマオリ党が連立した政権となるようです。


まだ書いておきたいことはありますが、それは後日あらためて。

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