2011年11月7日

CTVビルの中で何が起こったのか?

ちょっと前にもあの瓦礫の中から生還した女性の方が報じられていましたが、CTVが倒壊した直後、他にも生存者がいたことは事実で、この記事では、少なくとも3時間の生存が確認されていた母親のケースが紹介されています。残念ながら、彼女は、瓦礫の中で亡くなっています。


A man who spent hours on the phone to his wife trapped under the Canterbury Television (CTV) building wants an inquiry into her death.

カンタベリーテレビジョンビル(CTV)の瓦礫の下に埋もれていた妻と電話で数時間費やした男性が、なぜ彼女が死に至ったのか真相を究明するための調査を求めている。

Tamara Cvetanova, 42, survived the collapse of the building during the February 22 earthquake.

42歳のタマラ・シヴェタノーヴァは2月22日の地震に起きたビルの倒壊から生還した。

She later died while still trapped in the rubble.

彼女はそのあと瓦礫に埋もれたまま死んでいた。

The Serbian mother of two, who was a student at the King's Education language school, spoke to emergency services and her husband, Srecko, or Alec, on the phone intermittently for about three hours after the initial quake.

子供を2人持つセルビア人の母親は、キングスエデュケーション語学学校で生徒で、最初の地震から3時間の間に、エマージェンシーサービスと彼女の夫、スレッコ、またはアレックと電話で話していた。

Her husband's lawyer, Nigel Hampton, QC, said rescuers had identified where Cvetanova and four Filipino women, who also died, were.

彼女の夫の弁護士、ナイジェル・ハンプトン、QC、はレスキュー隊が、シヴェタノーヴァと同じ現場で死亡した4人のフィリピン人がどこにいたのか特定できていたと述べている。

"[Cvetanova's] husband wants some inquiry made into ... what was being done, who was there, just generally what occurred.

シヴェタノーヴァの夫は、何が発生し、誰がそこにいて、何が起きようとしたのか、いくつかの事実を知ろうとしている。

"His concern is not so much what happened – he believes there are some lessons to be learnt for the future."

彼の懸念は何が起きたのかということ - 彼はそこに将来のために学ぶべきいくつかのレッスンがあると信じている。

Hampton said they had asked the Government to launch an independent inquiry or review into the rescue efforts.

ハンプトンは、レスキューがどのように展開され救助を実施していたのか、その事実を調査するための独立した調査機関、または再調査を実施することを政府へ要請している。

Their request had been "unsuccessful to date", he said. Royal commission hearings into the earthquake had been prevented by their terms of reference from examining the issue yet.

彼らの要望はそのときには叶わなかった、彼は述べた。

However, Waikato coroner Gordon Matenga said in August that he would explore whether the rescue effort could have contributed to a small number of deaths in the CTV building. He described Cvetanova's death as a "flagship" case to "consider the issues raised by the search and rescue effort", once the royal commission had issued its final report in April.

しかしながら、ワイカトの検死官、ゴードン・マテンガは8月に、レスキューの救助がもっとうまく機能していた場合、CTVビルでの死者数はもっと少なかったかもしれない可能性について言及している。彼は、4月にロイヤルコミッションへ最終レポートが提出されたとき、捜索・救助において挙げられた考えるべき問題として、シヴェタノーヴァの死はその最たるものだ、と説いている。

Detective Inspector David Long, of Christchurch, said police had "a responsibility to report to the coroner regarding deaths".

クライストチャーチ警察のデテクティヴインスペクター、デヴィッド・ロングは、警察は検死官へ、それらの死をリポートする責任がある、と述べている。

"We're aware a number of persons survived the initial collapse, but were trapped in the building and they died at a later stage."

私たちは最初のビルの倒壊でたくさんの生存者がいたことに気づいていた、しかし、彼らはビルの瓦礫に埋もれ、彼らはそのあと、その場所で死亡していた。

Some families had raised concerns about the rescue efforts, "which is fair enough", Long said.

いくつかの遺族はレスキューの救助について懸念を持っていることを主張しており、それは至極正しいことだ、ロングは述べた。

A number of media organisations had been approached for video footage of the rescue effort at the CTV building, which could be used as evidence in an inquiry, he said.

たくさんのメディアがCTVビルで実施されていたレスキューの様子を撮影したビデオにアプローチしており、調査の中でそれらの映像が使用されている、と彼は述べた。

A royal commission would not investigate any question of liability, but would present a "clearer picture" of what happened after February's quake.

ロイヤルコミッションは責任の所在についていかなる質問を調査することはないが、2月の地震のあとに何が起きたのか、明確な状況を提出するだろう。

"Basically, we're on a fact-finding mission I suppose.

基本的に、私たちは事実を究明するための任務にあると思う。

"We're looking to gather any information that would assist the coroner in making a finding," Long said.

私たちは、検死官が何かを見つける契機となるいかなる情報も集めている、とロングは述べた。


このブログの過去ログをチェックすると、震災2日目(23日)の午後3時33分の時点でなぜCTVの救助をPGCの救助に切り替えたのかその理由が記載され、また午後4時19分の時点で、CTVには生存者がいないことが公表されています。いま記憶を辿ると、初日はそれほどCTVの報道がされていなかった(すでに絶望視されていた)はずで、CTVが倒壊した直後の3時間、果たして救出が可能だったのかどうか、公表されていた新聞の記事からは検証が少し難しいようです(CTVについて時系列が一部不明)。

このブログでよく参照しているStuffでは該当記事を削除しないまま掲載されており、これをチェックすると、様々な記憶が蘇ってきます。このページの最初に掲載されている、この写真が震災最初の日の最後の写真で、これでわかることは、震災現場において重機が足りず、瓦礫の撤去が要求される救出作業において相当の遅れがあったと記憶しています(本来ならこの作業は倒壊した直後に実施されているべきです。この瓦礫の撤去において、なぜ軍が出動されなかったのか、いま思えば非常に残念です)。


(写真では1台しか動いていませんが、現場にはもう1台あったと思います)

ネタ元:http://www.stuff.co.nz/national/5919520/What-happened-in-the-CTV-building

0 件のコメント:

コメントを投稿